2019年3月18日、弊社は本店所在地を創業の地、新宿区高田馬場より、品川区西五反田へ移転いたしました。
今後、社業をますます発展させお客様の抱える問題を乗り越える技術的手段、システム・ソフトウェアでの解決方法の提供を続けていく所存です。

今回の移転に際し振り返ること2年前の2017年5月、創業の熱意と理念だけが私の胸にはありました。
会社にしてまで実現したい想いを事業計画書に書き出し、創業発起の決議書と定款を作成して新宿区産業振興課に持ち込みました。
新宿区から特定創業支援事業者として認定を受け、高田馬場の新宿区立高田馬場創業支援センターへ会社を設立登記した日のことを昨日のように覚えています。

弊社が個人事業から法人成りしてこの2年、色々な事があり、それらどの経験も私が人間として、商人として生きていく上で必然の縁(出会い)と道(タオと呼ばれる道理や経験)だったと思います。

品川区は私がかつて勤めていましたソニーの本社がある地域で、京浜工業地帯の中心に位置し、日本の工業技術の一大根拠地でもあります。
五反田に数年ぶりに降りた時、かつてのソニーの先輩らに言われた言葉の数々を思い出しました。それらを思い出しながら、新拠点にたどり着きました。

私自身は20歳で憧れの東京に出て、ド田舎から出てきた世間知らずでしたので会社の上司に言われるがまま必死に働いてきましたが、私の心にはいつも夢があって、どんな時もそれを追ってました。そして今もその夢は変わらずにあります。

私の夢は「人の役に立つ(世界最高の)技術者になる」ことです。
そして弊社は世界レベルの技術者集団であり続けるための会社です。
ソニーの設立趣意書が「真面目な技術者の技能を最高度に発揮させる理想工場の建設」であったように、私の情熱もまた技術者として生きる道を選びました。

人は皆、誰でも夢や目標があり無意識にそれに向かって進んでいます。学ぶ人生の中で私に教授をしていただいた多くの先生達は「目標を持つと人間は自然とその方向に向かって生きるように出来ている」と言われていました。

私は社会に出て20年近く年を重ねましたが、人様の役に立つのは当然として、少しでも「世界最高」って所に向かって進んでいけてるのだろうか、昨日より今日、数ミリでも前に進めてるのだろうかと常々思います。

私は辛い時、苦しい時、迷ったらいつもこの想いの原点に戻るようにしています。
私がソニーを退職するとき、先輩らは笑顔で「嶋君はソニーで働いた技術者なんだから、落ちぶれちゃいけませんよ」と言い、大きな宴会まで開いて送り出してくれました。

私はあのような素晴らしい人たちを抱えるソニーで働けたこと技術者として育てていただいたことを感謝し、また、思い出が詰まった五反田の地に再び来れたことを感謝しております。
弊社の本店移転に伴う思い出でした。

平成31年4月26日 令和まであと4日

バーハイトベラートン株式会社
代表取締役社長 嶋 範之